watanabeの巾はぎ材

2010年5月に成立した「公共建造物木材利用促進法*」により、公共建造物における木材利用が進められています。

当社では木材の利用方法をさらに生かし、公共建造物のみならず住宅などの一般建造物にも取り入れるべく、2015年8月から福島県産材の八溝杉を使用した巾はぎ材の製造・加工を始めました。

*公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律

製品案内

 

自社加工にこだわる

 良い仕事をするには、良い環境 良い職人 良い材料。

 その良い安全な材料をジャストインタイムでお客様に提供するため

自社加工にこだわります。

 杉材・桧材の巾はぎ材は地元製材メーカーの協力を得て自社生産。

そして、加工しています。

 赤松集成材、タモ集成材などの輸入材の加工も自社工場で加工しています。

巾はぎ材の特長

 大きな木製テーブル等の商品を作る時、丸太から切り出してそのまま

使う無垢材では限界があるため、一般的に木を繋げて一枚の天板に加工しています。

 その方法として、小さなブロック状の木を横縦に接合する集成材と、木の木端(こば)面のみを接合して作る巾はぎ材があります。

             加工例

 

 

 

主な用途

      巾はぎ柾目          巾はぎ板目

      主に枠材         主にテーブル天板

     建具、框材等         建具、鏡板等


<主な加工材種>

杉巾はぎ材、桧巾はぎ材、杉無垢材、桧無垢材、米ヒバ、米ヒバ集成材、赤松集成材、タモ集成材、イースタンオーク集成材

特徴

 福島県・茨城県・栃木県の県境にある、八溝山(やみぞさん)の周辺の山々から伐採された材木は「八溝材」と呼ばれており、八溝杉はその1つとなっています。

 この地域では古くから森林の手入れが行き届いており、

・素性がよく狂いにくい

・木目がきれい

・赤身の色がきれい

・曲げに強い

・アカネトラカミキリムシの被害がない

といった点から、関東きっての良材として高い評価を受けています。

 

そのほかの特徴については、こちらをご覧ください。

材質 八溝杉(福島・栃木・茨城の3県合同ブランド)
材長(m) 2・3・3.64・4
 巾(mm) 約1,000まで
厚さ(mm) 25・30・35
接着剤 シンコーボンド VW5013(オーシカ社製)酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形・4VOC基準適合
主な用途 敷居・鴨居・戸枠・ほか造作全般・家具類

巾はぎ完成品


巾はぎ材 加工工程


材料 → 両面に超仕上げカンナ → 同一寸法に切断 → 節の無い面を表になるように合わせる → 接着しハダ金で固定 → 完成

オーダー寸法で制作承ります。

当社ではオーダー寸法による製品受注及びフリー板の販売を取り扱っております。
また、木工事の会社ですので、取付工事の施工も取り扱っております。お気軽にご相談ください。

価格表

 

 御見積りさせていただきます。

お気軽にお問い合わせください。


Product information

CLICK↓↓